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復刊ドットコムに「夢の国のリトル・ニモ」の復刊をリクエスト。ご協力お願い致します。
細切れ時間を利用して、ようやく読了。日本にいたときとは打って変わってまったく本を読む暇がないので、読み終わるまでに2週間以上かかってしまいました。うーむ。ダサコン7のときに風野さんやSTRさんが、「ちょっと……」という感想をおっしゃっていたので、内心びくびくしながら読んでいたわけだが、自分が想像していたよりは楽しめたような気がする。とりあえず、外国人の女の子がつぶらな眼で見つめている表紙は謎めいていて、書店でも結構手に取りたくなる感じを受けた。実際ぼくも表紙買いをしてしまったわけですが、それはそれでよかったと思う。僕自身TRPGをやっていた経験があったので、「あー、こういう世界もあったなぁ」とか思い出しながら読んでいました。気分的にはトム・ハンクスがだいぶ昔に主演していた映画「大迷宮」を思い起こすような感じ。断片をつなげていく手法も相俟って、ゲームブックやTRPGでの進行を思い起こすような感じ。実際そういう場面もあるのだけれども、あえて細切れにしていくことで作者はきっと、TRPGの世界を本の上で再現しようとしたのではないかと思う。
謎解き自体はあまり気にしないで、読んでいました。むしろ作者の意図するところは、思わせぶりな謎を各所に提示しつつ、パズルピースのように配置させることや、登場人物を増やしたり、謎の特権階級をつくったりすることで、フィニイ128の秘密を作り上げたのかなと思ったりした。ストーリー自体は非常にストレートだし、こまごまとした部分はあえて攪乱だと思いながら読めば、そんなに悪くはないというか。物語が訴えかけてくるメッセージ性やインパクトはまったくなくて、本自体は可もなく不可もないという出来じゃないかと思う。ただ販売戦略としては、タイトル勝ちという気はした。
。なんというか、総体的に色々な謎をちりばめておきながら、解を提示しないあたりはエヴァやRainのように、読者の想像力にお任せするという点が作者の性格を現しているような気がしてならない。読む機会があれば読むといいけど、積極的にはあまり万人にお勧めはできないような気がした。