合体について


モンスター工房で500G払えば、モンスター合体が出来る。
2体のモンスターのそれぞれの遺伝子を
融合させて新しいモンスターを創り出すわけだ。
このモンスター合体についての研究。

<合体後の種族の誕生確率>
合体後に誕生するモンスターの発生確率は
モンスターを合体させる前に画面に表示される。
この時(MAINにしろSUBにしろ)ゴーレムは
誕生確率が高いけどメタルナーは確率が低い・・・
という具合に、誕生しやすい血統と誕生しにくい血統
が存在する。そこでその優先順位を調べてみた。
↓これが優先順位を調べた結果。

91%→ピクシー、ゴーレム
90%→ロードランナー
87%→ドラゴン
86%→ゲル、ナーガ、モノリス
    ガリ、ハム、ワーム、ホッパー
    ライガー、プラント、スエゾー
84%→デュラハン、チャッキー
82%→モッチー、ケンタウロス
    ヘンガー、ナイトン、バクー
78%→アローヘッド、ジョーカー、ジール
73%→アーケロ、グジラ、ラウー
    ニャー、ネンドロ、
65%→ヒノトリ、ダックン、バジャール
    コロペンドラ、ウンディーネ
    ゴースト、モック、メタルナー

という具合になっている。ビークロンの
優先順位は不明(未調査)だ。
調べ方は、調べたい血統の純血種(例えばスエゾーの血統が
調べたいのなら純血のスエゾー)を用意する。
そしてなんでもいいから純血のモンスター
(もちろん、最初に選んだモンスターでないもの)も
用意して2体を隠し味を加えずに合体させる
(調べたい血統のモンスターをベースにして合体する)。
この時、合体後に、合体に使った2つの血統の純血種しか
誕生しないようにする。例えばネンドロとメタルナーを
合体させるのなら、合体後に誕生するのは絶対にネンドロか
メタルナーだからいいが、ゲルとコロペンドラを合体させる
のなら合体後にゲルとコロペンドラのほかにリキッドキューブも
誕生してしまう可能性があるのでダメだ。
そして、ベースに使用したモンスターが誕生する確率をメモる。
これを次々と38種族全て行って調べるのだが当然
合体のSUBに使用するモンスターは全て共通にしないとダメだ
(厳密に言えば別に共通にしなくても同じ優先順位のモンスター
ならいいのだが)。となると合体のSUBに使用するモンスターは
派生種を持たないゴーストが最適だ(というかゴーストしかいない)。
上の一覧表はSUBをゴーストにして調べたものだ。
ただしゴースト自体の優先順位を調べようとするとゴースト同士の
合体になってしまい誕生確率が100%になってしまう。
ためしにダックンとゴーストで合体を行ってみると
ベースにするモンスターをどちらにしても合体後に
ベースにした方のモンスターが誕生する確率は同じだった。
つまりゴーストの優先順位はダックンと同じであることが分かった。

次に、実際の誕生確率。ベースにするモンスターのMAIN血統をA、
SUB血統をB、合体させるモンスターのMAIN血統をC、
SUB血統をDとする。A、B、C、Dの全ての血統の
合体誕生確率優先順位がゲル等と同じだとすると・・・

A×C=21%
A×B=11%
A×D=11%
B×C=10%
C×A=10%
B×D= 5%
C×B= 5%
C×D= 5%
D×B= 5%
A×A= 4%
B×B= 4%
C×C= 3%
D×D= 3%
D×A= 3%

という結果になる。

さらに、円盤石のかけら(A)を使用すると
A×BとA×Dが1%増えて
A×CとD×Bが1%減る。

また、円盤石のかけら(B)を使用すると
B×CとB×DとD×Aが2%増えて
A×CとA×DとA×Bが1%減って
D×Bが3%減る。

そして、円盤石のかけら(C)を使用すると
C×AとC×DとC×BとD×Aが2%増えて
A×CとD×Bが3%減って
A×DとA×Bが1%減る。

最後に、円盤石のかけら(D)を使用すると
D×Aが4%増えて
A×Cが2%減って
A×BとA×Dが1%減る。

A、B、C、Dの血統の優先順位がゲルではない
場合だと、上の確率とは少し変化するが大差は無い。
4つの血統でそれぞれ優先順位が異なる場合は、
かなり複雑になる。


レアモンスター(SUB???のモンスター)
を合体に使用すると、そのレアモンスターは、
純血種として扱われる。たとえばハレハレ
(ガリ×???)は純血ガリとみなされる。


ロードランナー×デュラハンのような
存在しない血統は、SUBの血統がMAINの血統
に置き換えられる。すなわち、
ロードランナー×デュラハンの場合は、
SUBのデュラハンがロードランナーに
置き換えられて純血ロードランナーとなる。





上では、4つの血統の優先順位が同じだったが、
今度はひとつ換えてみる。血統A×Bをベースに
血統C×Dを合体させるとすると、
A、C、Dは86%の優先順位、Bの血統だけ
91%にしてみる。すると、やはり合体後の
誕生確率の変化が見られた。
また、A、B、Cの血統を86%にして
Dを91%にした時も確率が変動した。
素材モンスターのSUB血統に別の優先順位の
血統が混じるだけでも、確率は変化するのだ。



今度は、優先順位86%の純血Eをベースに
優先順位73%の純血Fを合体させてみる。
注:E×FとF×Eは存在しない。
もし両方の優先順位が同じだったら

E×E=65%
F×F=35%

になるハズである。実際は、優先順位が違うので

E×E=80%
F×F=20%

という風になった。優先順位が13%違うと、
優先順位の高い方が15%増えて
低い方が15%減るようだった。しかし・・・


今度は、優先順位91%の純血Gをベースに
優先順位78%の純血Hを合体させる。
注:G×HとH×Gは存在しない。
結果は・・・

G×G=82%
H×H=18%

という風になってしまった。優先順位78%〜91%
も73%〜86%も差は13%だが、差が同じでも
合体結果は異なってしまう。


差が13%ではない場合、例えば8%の場合は
どうなるか調べた。優先順位73%の純血Iをベースに
優先順位65%の純血Jを合体させる。
注:I×JとJ×Iは存在しない。

I×I=73%
J×J=27%

という具合だった。優先順位が高い方が
8%増えて、低い方が8%減った。
この8%という数字が今回の優先順位の差と同じだった。


優先順位86%の純血Kをベースに、78%の純血Lを
合体させてみることにした。優先順位の差は8%だ。
注:くどいが、K×LとL×Kは存在しない。

K×K=74%
L×L=26%

またもや、優先順位の差が8%同士なのに確率はお互いに
違うという結果になってしまった。しかし、優先順位に
13%の差がある時は、確率が2%ずつ変化したが、
それに比べて、8%しか差が無い時は1%しか変化が
なかった。優先順位の差が大きいほど確率の変化も
大きくなるのかもしれない。


<続く>