{ゴースト物語}/第3章


(第2章の続き)、4体は、攻撃開始することにした・・・
「よし、行くぞ!!!!」
まずは、マシポンが杖から青い光線を出して攻撃した(ソウルビーム)。
ヒュルル!青白い光線はマーブルに直撃した。つづけて、もみぢは花粉を吐いた。
しかし、ちょうどその時、風が吹いたので、花粉は、マーブルには当たらなかった
「エェィ!これでも喰らえ!」リーフは、マーブルに体当たりした(タックル)。
これはかなり危険だったが、マーブルは動きが遅いので攻撃は当たった。
マーブルは大きく吹き飛ばされて、風で飛んでいった花粉のところへ着地した。
「ムムムッ!」マーブルは花粉の渦から抜けようとしたが、なかなかうまくいかない。
しかし、再び風が吹いたので花粉は別の方向へ吹き飛んでいってしまった。
「ンガッ!」今度はマーブルが攻撃してきた。さっきのチョップ攻撃ではなく、
手の爪を使った攻撃だった(クロー)。チョップ攻撃なら、腕を振り上げてから
攻撃するので、簡単によけられるが、今度の攻撃は、前触れはなんもなく、いきなり
手を突き出してくるので、よけにくい。マーブルは、爪をロボのほうに向けてきた。
マーブメの爪はロボの近くに!!爪とロボの間は、ほんの数十cmだった。
「おい、よけろよロボ!」と、サケビ声がした。それとほぼ同時に、ロボは角から
放電した。ビビビビビ!青い稲光はマジポンのソウルビームに似ていた・・・
「ググググ!?」マーブルはうろたえた。が、すぐに気を取り直して、再び攻撃した。
ビヨョ〜ン! マーブルは左手を伸ばして攻撃してきた(のびーるパンチ)。
近くにいたのは、リーフともみぢ。マーブルの攻撃は、2体に当たった。
「な・・・・なに!」もみぢは一気にマーブルのそばへ行った。
「ゴ!」マーブルはキック攻撃してきた。それをもみぢはかわしてマーブルの
正面に行った。「危ない」と、声がしたが、もみぢはかまわず攻撃した。
グヒグビクグビ!マーブルの体の水分をぎっしりと奪った。そのままもみぢは、
ココン!地面から根っこを出して攻撃、見事にヒットした。マーブルは倒れた。
「う・・・ううう・・・くそ・・・」マーブルはうなった。
「倒した!!・・・かな?」と、もみぢ。マーブルの体中の岩がすこしずつ
外れていった。そして、その岩は、空中に舞いあがった。いくつもの岩が
空中に浮いているのだ。多数の岩石は、空中回転して風を起こした。
風はどんどん激しくなり、しまいには地面から竜巻が巻き起こった。
「なんだ!?こりゃあ?」・・・竜巻はさらに大きくなってマジポン達を飲み込んだ。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・ビュュュュユユュュュユュユユユュユ!
どんどん竜巻に振り回されて、何がなんだか分からなくなってきた・・・・・・・・
・・・・さっきから何分も空の上でグルグルとまわされている。
さらに何分か経った。竜巻の回転速度が少しずつ遅くなってきた。
そしてしまいには竜巻はおさまって、みんなは地面にドシンと落ちた。
体中に激痛が走った。マジポンはあたりを見回した。リーフ、もみぢ、ロボはちゃんと着地していた。
ところどころにマーブルの岩のかけらが散らばっていた。
「やった・・・勝ったね・・・イテテテ・・」と、もみぢがつぶやいた。
「でも、村にいたマーブル達は!?急いで村に戻ろう!」
みんなは、村の走った。村から、時々、悲鳴や打撃音が聞こえる。
村の門についた。マジポン達はどんどん中へ入っていった。
村にいた2体のマーブルのうち、1体は村のモンスター達で倒したようだ。
マーブルの死体が門のそばにある。もう1体のマーブルは、住民を攻めていた。
何人か怪我人が出ていた。病院のアメンホテプが大忙しで手当てしていた。
村の人は、必死でマーブルと戦っていた。村長のエコロガーデアンも頑張って
マーブル相手に攻撃していた。ゴーレム同士の戦いの時もあった。
マジポンと戦ったゴーレムはチョップ攻撃や爪攻撃で戦っていたが、
村にいるマーブルは、基本的には地震攻撃やデコピン攻撃をしていた。
マーブルの大きな手を地面に叩き付け、地震を起こす。そうしてうろたえたところに
デコピンされる。それが延々と繰り返された。近くにいる村のモンスターも戦っている。
「行こっ!」マジポン達が駆けつけた。マーブルは振り返ってマジポンをジロッとにらんだ。
「ガガガイッ!!!」・・・・マーブルは、マジポンに向かって地震攻撃した。
しかし・・・ゴーストは浮いているので、マジポンの下に地割れが出来ても支障ない。
そして、マーブルはリーフめがけてキック攻撃をした。スカッ!リーフは、キックを
かわした。足が、リーフの体にかすってしまったが、さほどの怪我にはならなかった。
そのままマーブルは、ドシドシとリーフの近くに歩いてきた。そして・・・・・
マーブルは自分でつくった地割れに落ちた・・・簡単に勝ってしまった。
「やったー!やっつけたぞー!」と、民衆が叫んだ。
「でも、安心できん、また、新しい敵が攻めてくるかもしれない」と、村長が言った。
たしかに、その通り。もしかしたら岩山にはマーブルがまだまだいるかも知れない。
新聞に書いてあった、隣村の森林にいたナーガが襲ってくるかも・・・
「これから、広場でこれからの対策についての会議を行う・・みんな、来てくれ・・」
村長はそういって、広場へいった。村のモンスターもやっくりと広場まで歩いていく。
マジポン達も、広場へと歩く。広場は、村の中心にある。
対マーブル戦で戦場になった村の表門付近からは、徒歩で数分かかる。
広場には、ちょっとした建物があるが、その建築物が非常にせまいので
全員は入れなかった。そこで、建物の外で会議することとなった。
司会は、村長と仲が良い、スカシトカゲとデトナレックスのコンビだった。
マーブル戦でのこと、今後の事などについて話し合うのだ・・・。
マジポン達は、けっこう考えたが、いまいちいい考えはうかばなかった。
会議が進み、隣村のナーガの話になった。
「ん〜・・ナーガねぇ・・・・うぅん・・・おりょ?」
「まぁたぁ、ロボがいないぞ!どこに行ったんだ!?」
「本当だ。また、いなくなってる!」
ロボはまた行方不明になってしまった。マジポン達は館を出た。
「この前に行方不明になった時は、あっちのほうにいたけど・・・・」
「アアっ!いた!」・・・・前、行方不明になったのとほぼ同じ場所に
ロボがいた。だれかと話している。チョビひげのあるオヤジだ。
もみぢは、その顔に見覚えがあった。あれは、たしか・・・そうだ!!!!
「アイツは、僕にプラモデル(模型)を売ってくれた商人だ!」もみぢはいった。
そして、すぐにそっちの方向へ走っていった。みんなも、もみぢについて行った。
「あ・・・・ああ、みんな・・・・えっと・・・やぁ」と、ロボがいった。
「おいおいおいおいおい!どーこ行ってんだよ!まったくぅぅぅ・・・」
商人が、大きな顔をグルリンと回してもみぢのほうを見た。
「ああ、もみぢさん!?この前は、模型を勝ってくださった方ですね。
ところで、ホラ新しい模型がありますよ。値段も前回の半額ですよ」
商人が、ヘビ型で、黒いモンスターの模型を見せた。目だけが、赤く不気味に光っている。
「これって、ナーガ・・・っていう・・・・モンスターですか?」
「そうですよ。平和なこの村にはいないでしょう?買ってくださいよ」
「ふ〜ん・・・そういえば、隣村で、たしかナーガが・・・・・」
「ともかく、早く買うか決めてくださいよ。忙しいんですから。」
「分かりました。買います!半額だから、250Gですね?」
「そうです・・・あ、ちょうどお預かりいたします、コレが模型です。」
商人は模型をもみぢに渡すと、すぐにむらの外へ行ってしまった。
「う〜ん。できのいい模型だなぁ・・・それより、ロボ、何してたんだ?」
「えーっと・・・途中で、あの模型売りの人を見つけたんだ。
もみぢは模型収集家だって聞いてたから、会わせてあげようかな?と、思ってさ」
ロボは、クシュンとしてそう言った。
「なぁんだ!そっか!いやはや、ありがとー!!!」と、もみぢが変なお礼をいった。
みんなは、会議中の館に入った。話は進んで、今後、村にモンスターが襲ってきたら
どうするか、という話題だった。しかし、そのころはもう午後の1時だった。
みんな、まだ朝飯も昼飯も喰っていない。そこで、会議は中断され、ランチタイムになった。
村に、いくつかのレストランがあったが、「閉店」などという看板がかかっていた。
しかし、そのうち一軒のレストランは違った。ちゃんと商っていた。
「こういう時こそ儲かる!」と、はりきって料理を作っている。
「おお!このレストランで喰おうよ!」と、マジポンが叫んだ。
店内に入ると、ほぼ満員だったが、偶然あと1テーブルだけ空いていた。
そのテーブルの座った。係のモンスターが、メニューを運んできてくれた。
@お勧めメニューサカナもどきのセット(スープ付き)
A健康食品セット:冬美草、香り餅のセット
Bお子様ランチ:カララギマンゴー&肉もどきのランチ
C戦い直前のアナタに!:トロカチン+ボムズのセット
D通な味!:マジックバナナとホッカイマムシのセット
E人間そっくりメニュー:フランス料理フルコース
Fデザート:アルタケーキとバリアメ
「よぉし、ここはやはりオススメメニューにしよう」(マジポン)
「健康食品セットにしよっと。」(リーフ)
「通な味!のバナナとヘビのメニューにしよう」(もみぢ)
「フランス料理フルコースだぁぁぁ!」・・・・と、ロボ。
「え・・・それって・・・メチャクチャ高いぞ・・・」と、リーフがいった。
「いいじゃん、美味しいそうだし、お金もあるし・・・」
結局、ロボはフランス料理にした。具体的にどんなメニューかは、運ばれてきてからの
お楽しみ、というワケだ。
そして、みんなはデザートを1つずつ注文した。
「はぁ。おなかすいた・・・グーグー(腹のなる音)」
「ホント・・・あんなにいっぱい戦ったもんね・・・・」
「早く、料理がこないかなぁ・・・・」
客が多いせいか、料理はなかなかこなかった。
みんな、おなかが減って、腹痛が起こるほどだった。
<つづく>
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