{ゴースト物語}/第4章


みんな、安心したせいか疲れが出てきて、テーブルの上で
グーグーグーグーグーと熟睡を始めた。20分ぐらいたった・・・・
係りの人が食事を運んできてくれた。全員の食事が、ほぼ同時に運ばれてきた。
「うっしっしっ・・・・いっただっきま〜す!」リーフは一気に食べ始めた。
みんな、すぐに飛び起きて食べているが、ロボは、眠たそうにゆっくりと
食べていた。・・・・・ロボが半分も食べないうちに、みんなは食事を全部たいらげて
デザートに取り掛かった。アイスクリームを喰いつつ、みんなで楽しく、今日の事
について話していた。ロボは、ほとんどしゃべらず、グーグーいびきをかきながら
寝ている&食べている。少しすると、ロボも食事を食べ終わった。
みんなでペチャクチャ×2・・・とおしゃべりをしていると、店の人が来た。
「すみませんが、店の外でお待ちのお客様もいらっしゃるので、
食事が終わりましたら、お会計を済ませて・・・・・」
「ああ、そうだった。急ごう!!!」マジポンは伝票を持って、カウンターへ急いだ。
お金を払って外に出ると、みんな家に帰ろうとしていた。
「・・・・あーっ!しまったぁーっ!」ロボが悲鳴(?)をあげた。
「びっくりするなぁ。どうしたっていうんだぁ?」リーフが聞いた。
「さっきのマーブルとの闘いで、僕の小屋が壊されてる!」
ロボ(とミミニャー)が住んでいた2階だての小屋は、バラバラに壊れていた。
そこには、ミミニャーの姿はなかった・・・。
「ん?郵便受けに、3通の手紙が入ってるぞ・・・・」
『アイテム屋の大バーゲン!炎の1週間!!!!
今日から7日間、全品40%OFF!ぜひ、アイテムショップの
<もんすたあ>へ!店長:ディノニクス』
「・・・・ふ〜ん。こんな大変な時に、よくバーゲンなんかするなぁ・・・」
「あとの2通は、なんの手紙かな?」
『明日、午後2:30から、会議の続きを再開します。怪我をしていない
かたは、必ず出席ください。村長:エコロン(エコロガーデアン)』
「会議の続きを再開するって!?続きを再開するのは当たり前じゃんか・・・」
もう1通は、小屋の2階に住んでいたミミニャーからだった。
『このとおり、小屋は全壊です。頑張って再建してください。
わたしは、友人の家に2人でいっしょに住むこととなりました。』
「・・・!?んもぅ!自分勝手だなぁ!」
「まぁ、いいよ。僕も手伝うからさ。建設は得意だし・・」とリーフがいった。
リーフは、むかしはブリーダーに育てられていた。そのころ、力を鍛えるために
よく建設現場や石切り場で働いていた。しかし、そのブリーダーが、
1ヶ月間、休養なしで朝も夜も、1日中、働かしていたので、リーフは怒って
逃げ出し、キロハ村に到着、この村で住むことになったのだ。
・・・というワケで、リーフは、建設関係のことはよく知っている。
作業の6割は、リーフが担当していた。もみぢは、主に、店に板や釘などを
買いに行く仕事をして、マジポンは、魔法を使って作業。ロボは、手先が器用なので
(アメンホテプほどではないが)、細かい作業を担当だーっ!
・・・しかし、その日だけでは終わらなかった・・・・あと、もう1日あれば
完成できるとリーフは言っている。考えてみればもう6時だった。
「ええっと、・・・今日はマジポンの家で食べる日だね?」
今夜も、夕食はだれかの家で食べるのだ。今日はマジポンの家。
「ロボの家ができたら、ロボの家でも食べようね。」
・・・マジポンの家では、冬ならではの『なべ料理』だ!!!!!
美味しいおかずがいっぱい入った料理をみんなで仲良く食べた・・・
(今回の食事シーンはこの2〜3行で終わりです)。
ロボの家はまだ未完成なので、ロボはリーフの家に泊めてもらうことになった。
マジポンともみぢは自分の家に帰り、ロボとリーフもリーフの家へ向かった。
家の近くの売店で新聞(夕刊)を買って、家に入っていった。
リーフとロボで、夕刊の記事を見た。
『円盤石、登場か!?・・・現在、モンスターの数が急速に減少してきている。
モンスターバトル開始の249年から、現在345年にかけて数が約60%まで
減り、スフィンクスやリングドラゴンが絶滅、いまやフェニックスも島には
たった5頭しかいないといわれている(※)。原因はよく分かっていないが、主に
ブリーダーや調教助手の育成方法が悪く、モンスターが死んでしまうことと、
島の環境がモンスターに合わなくなってきたことだと思われる。このままでは、
モンスター全種族が全滅の可能性もある。そこで、レマの科学者である藤田博士の考えで
全種類のモンスターのDNA配列を完全に記録したもの(=円盤石)を、作成し、
これを保管しておけばまんがいち絶滅しても、円盤石でクローン再生を行えばOKだ!
しかし、円盤石作成のために何百種類ものモンスターを捕獲し、DNA配列を記録するのは
非常に大変なことだ。この仕事は、多数の研究所がある南部レマ地方で行うのだが、
北部のセキトバ地方にした住まない貴重なモンスター、たとえばガデューカなどの
捕獲は超大変だ。ここで役立つのが、最近、大学の数学教授が完成させたワープ機だ。
あまり遠くなら無理だが、ワープ機2つをどこかに設置することによって、ワープが
可能だ。これをレマ/セキトバに置くことによって、レマの科学者が簡単に
セキトバ地方へワープできる。』

(※=これらのモンスターは実際のゲームには存在していません。)

「ふ〜ん」・・2人は真剣にその記事のことを考えた・・・円盤石・・・?
・・・リーフはそっとページをめくった。左はアルタケーキの全面広告だ。
右に、記事がいっぱい載っていた。
「・・・ん?」ロボが、ある記事を読んでいる。
『トチカン寺院への探険家、次々と行方不明に!!!!
北部セキトバ地方に珍しい寺院があると、昨日午後5:00に探検家から
連絡があった。しかし、それ以後その探検家の消息がと切れ、様子を見に行った
探検家カルナボ氏も、寺院を発見したとの連絡はあったが、それから先はやはり
連絡が来ない。トチカン寺院にとんな危険があるのか・・』

「ええっ!そんな・・」ロボがいった。とても深刻な顔だった。
「・・・?どうしたんだい?こんなこと、よく起こるさ・・・・」
「う、うん、そうだね・・・・???」と、ロボがいったが・・・・
新聞記事をしまうと、2人はベッドに入った。しかし、リーフはなかなか寝付けなかった。
どうも、ロボはおかしいな・・・新聞記事で驚いたり、名前を言う時に
間違えたり、レストランの食事中にあまり話さなかったり・・・・・??
そうしているうちに、すぐに眠くなってしまった。グーグーグーグー。
・・・・コト・・・何か、そばで音がしたような・・・ギィィィィ・・・
ドアを開ける音??・・。リーフはいびきをかいて熟睡していた・・
よくあさ・・・・リーフはロボを起こした。
「・・・もう9時だよ・・おきなよ・・・」
「グーグーグーグーグー・・・ん?ああ、そうか・・ふにゃあ・・・」
ロボはようやくおきた。眠たそうだ。あくびを3連発!!!
「じゃ、僕は外を散歩してくるよ。ロボも行く?」
「あ、うん、行く行く、いっちゃう・・・」
リーフとロボは村の門へ行く。村の門に、門番のカメンワームがいた。
「やぁ、リーフさん、きょうもむらの外に散歩ですかい?」
「ああ、そうだよじゃあね。」・・・リーフはむらの外へ行った。
村の近くにあるのは「森」「川」「山」・・「海辺」といったぐらいだ。
あんまり近くに行くと、野生のケルベロスやに襲われたり、人間に
捕まえられる可能性がある。特に今は円盤石作成があるらしいし、気をつけねば・・
ロボに地理を教えながら、リーフは散歩していった。
「あ、そうそう、この近くにはモンスターしか住んでいない大きな街がある。」
と、リーフは説明した。「そういえば、このごろ行ってなかったな・・・」
街は、森林と岩山の間にあるのだ。
「ここから先に、4丁目のいりぐちがあるんだ。」リーフは機嫌良く歩いている。
そして、突然・・・・・・・・・・・・・・
「ああああああっ!!!」リーフは悲鳴をあげた。ロボも少し遅れて声を出した。
前にある4丁目・・・それは完全に焼き尽くされていた・・・・・・・
家などのガレキがたくさん・・それはキロハ村の、マーブルに壊された様子よりも
ひどかった。
「う・・・・あ・・・い・・・」・・・・だれがこんな事をしたんだ・・・その時、声がした。
「だれか・・・いるの?」それはガレキの下に埋まってしまっただれかの声だった。
「どこにいるんだ・・・あっ、いた!」と、ロボが歩いて行った。
ロボのそばのガレキから、人間そっくりの腕が伸びていた。・・・人間!!!???
「助けて!!」・・・近くのガレキをどけた。埋まっていたのはイヴだった。
「あぁ、ありがとう・・・あっちに、ほかのみんなも埋まってるハズ・・・」
ちょうどその時、別のガレキの下からまた声がした。・・・あっちだ!!
「掘り出さなきゃ・・」3人で、ガレキをどける作業に入った。けっこう大変だ。
「ところで、何があったんだい?」と、リーフはイヴに聞いた。
イヴは、ガレキをどける手を休めていった。
「4丁目に・・きたのよ・・・」
「何が?」
「・・・巨大、強大な暗黒竜・・」
「え・・?」
「わたしにも分からない・・・」
強力な暗黒竜とはいったいなんだろう・・・・
<つづく>
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